これが今から普通です。

福岡県の片田舎で小学校教員をしています。学び/未来の学校/算数・数学/脳/こころ/マネジメント/ライフ・ワーク・バランス/生産性を上げる仕事術/スポーツ/本/漫画/映画/珈琲・・・などなど思いつくままに日々の出来事を綴っていきます。

#7 ほめる(その1 探す)

私は教師の仕事の1つには、子どもたちに「自信」を与えることがあると考えます。

自信とは、「自分っていいな」「自分ならできそう、がんばれそう」と自分自身を認められることです。

では,どうすれば子どもたちに「自信」をつけることができるのでしょう。

その一つは「ほめる」ことだと思います。

 

私は、ほめ方には2つあると思っています。

 

1つ目は、元プロ野球監督の野村克也氏から学ぶほめ方です。野村氏は、ほめ方について次のように語っています。

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「ほめるときは、本人の自己評価より少し上の評価を、できるだけさりげなく、短い言葉でほめるのが望ましい」

つまり、本人も気づいていないようなところを探しだしてさりげなくほめるのです。

 例えば、「小さくありがとと言ったね」「ちらっと時計を見たね」「笑顔で聞いていたね」「ゆずっていたね」・・・

 また「さりげなく」ですから、言葉でなくてもいいと思います。

 例えば、うなずく。驚いた顔をする。小さく拍手をする…。

 

2つ目は、元なでしこジャパン監督の佐々木則夫氏から学ぶほめ方です。

そのほめ方はズバリ、「ほめる状況をこっそりつくりだす」です。

 

私はこちらがより重要であり、高度だと思っています。それは、また次回・・・。